セカンドオピニオン:医療分野以外でもその必要性が増している
セカンドオピニオン。
日本においてこの言葉は、一般的には医療の分野で用いられています。
ですが、医療分野以外でも、特に不動産投資のような、大きな金額が動き、個人にとっては大きな間違いが許されないような分野においては、「セカンドオピニオン」の必要性は増す一方です。
「この物件をこの不動産会社でこのまま買っていいのか」
「自分の投資方針は合っているのか」
「もっといい方法はないのか?」
こんな不動産投資についての悩みを抱えている時。
専門的、かつ、中立的な立ち位置から「セカンドオピニオン」を得ることができれば、不動産投資に取り組む上での間違いが減り、「リスクを減らした不動産投資」がより実現しやすくなることでしょう。
「不動産投資でのセカンドオピニオン」成り立ちにくい特性とその背景
不動産投資でのセカンドオピニオン。実は成り立ちにくい特性や背景があります。
利益が大きい=利害が絡みやすい構図
医療の分野のセカンドオピニオンでしたら、病気や怪我の治療方針に関することですので、利益が生まれるようなものでもありません。
「心身のマイナスを元に戻すにはどうしたらいいのか」という話です。
一方、不動産投資では、少なくても数百万円、数千万円やそれ以上といった大きな金額が動きます。
そこには、利益を上げようとする投資家と、同じく利益を上げようとする不動産業者との間での取引、駆け引きが生まれます。
登場するプレイヤー達は、それぞれの思惑で動いており、中立的な立ち位置で絡むのが難しい、そもそも中立は成り立たない構図が生まれます。
では、それぞれのプレイヤーごとに、その思惑の背景、事情を見ていきましょう。
①不動産投資会社:不動産投資の専門家だが中立にはなりにくい
不動産投資会社。
不動産投資分野においては一番の専門家ですが、どうしても自分の取り扱う物件やジャンル、会社事情に引っ張られてしまいます。
特にデベロッパー、新築物件の売主となるとそれが顕著です。
仲介専門で、買主側のエージェントとして広く物件を探してくれる会社の場合はどうか。
こちらの状況を理解してくれて、幅広い観点から適切なアドバイスと提案をしてくれる、力量のある仲介会社や担当者に出会えればラッキーだと思います。
ただ、不動産投資の初心者には、その担当者や会社が良いかどうか、の見極めが非常に困難なのが正直なところ。
本人の、不動産投資に対する知識と経験値が要求されるのは、どうしても否めないところでしょう。
②不動産会社以外が主催しているセミナー:特定の不動産会社と紐づいているケースが多い
不動産会社以外の会社が主催しているセミナー。
多くのセミナーが無料で参加可能。
個別相談も含めて、たくさんの機会を見つけることができるでしょう。
なかでも、
特定の物件の紹介ではない、仲介の中古物件系のセミナーであれば、比較的幅広い観点からの話を聞くことが出来、気づきを学びを得ることが出来ると思います。
ただ、そのセミナーでは、
特定の不動産会社と結びついて運営されているケースが多く、初回のセミナーや相談会以降は不動産会社に送客され、がっちり営業をかけられるケースが多くなります。
その中で、こちらの要望を聞いて、適切なアドバイスをしてくれる力量のある会社や担当と出会えれば幸いですが、まだ不動産投資にあまり詳しくない初心者には、その業者の良し悪しの見極め自体が難しいと思います。
不動産会社以外の会社が主催するセミナーも、玉石混交と言えます。
③金融投資の専門家(FP):不動産投資に詳しくないことが多い
投資を考えるとき、不動産投資以外の選択肢として、金融商品の投資も視野にあるケースが多いと思います。
そんなとき、
FP(ファイナンシャルプランナー)は有力な相談相手となります。
ただ、FPも得意分野がそれぞれで、あくまで金融や家計の専門家で、不動産投資そのものに明るくない方も多いのです。
中には、生命保険営業などと紐づいてるケースも多く、そうなると生命保険の営業そのものが主眼でのアドバイスになりがちですから、そもそも中立とすら言えません。
家計、金融商品、そして不動産投資も含めた総合的なアドバイスを出来るような力量のあるFPを見つけるのは、これもまたなかなか困難なことだと言えるでしょう。
セミナー講師・評論家:実践者でも紹介して利益を得るのが目的、評論家で実践していない人も
不動産会社でもセミナー主催会社でもない、セミナー講師・評論家もたくさんいます。
実体験をまとめた本を書いていたり、セミナー開催実績が豊富だったり、不動産投資を実践しているセミナー講師をしている現役投資家の大家さん達です。
人柄が素晴らしい方も多く、こういった方に師事出来ると、間違いの少ない不動産投資を始めることができるでしょう。
その書かれた本やセミナーから学ぶことも十分可能です。
ただ、中には、特定の不動産会社への送客で紹介料を稼ぐのが目的だったり、自分の物件を高く売りつけるのが目的だったり、という方もいます。
高額なコンサル料をとっていながら、それに見合ったアドバイスをせず、「自分だけが利益を上げればいい」というような人も、残念ながら存在します。
また、評論家で、
自ら不動産投資を実践したことすらないような人、も存在しています。
よくよく見極めが必要です。
中立的で力量のある「不動産投資のセカンドオピニオン」を提供するサービスは存在するのか?
このように、様々なプレイヤーが、様々な思惑の元、アドバイスや提案をしているのが現状です。
話を受けとめる側の情報リテラシーが、とても問われています。
ですがそのことは、初心者にとってのハードルが非常に高いのも事実です。
・自社物件を販売したいという不動産会社ではなく
・特定の不動産会社と結びついておらず
・不動産投資に詳しく専門知識を持ち
・様々な投資手法にも明るく
・高額なコンサル料に見合った情報提供やアドバイスをしないということもない
そのような、中立で力量のある、信頼できる「不動産投資のセカンドオピニオン」的なサービスは存在するのでしょうか。
それが、これから紹介する、不動産投資家向けサービス「セカンド・オピニオンサービス」です。
不動産投資家向けサービス「セカンド・オピニオンサービス」の特徴
不動産投資のセカンドオピニオンとしての「セカンド・オピニオンサービス」
不動産投資家向けサービス「セカンド・オピニオンサービス」とは、不動産投資でお悩みの方が、『不動産投資の教科書』※代表の山本尚弘氏と不動産投資に詳しいスタッフに、質問と面談をとおして悩みを相談できる『セカンドオピニオンサービス』です。
※『不動産投資の教科書』とは、「本当に良質な不動産会社だけをオススメする」ウェブメディアです。
本来不動産投資というのは、不動産投資の目的、年齢・年収の他、その他複数の条件により戦略や購入後の展開が大きく異なります。
不動産投資をするかどうかを検討するにあたり、最初のうちは、何をどう確認すれば良いのかも分からないことが多いかと思います。
そこで、相談できる場所として誕生したのが不動産投資家向けサービス「セカンド・オピニオンサービス」です。
不動産投資におけるセカンドオピニオンの重要性は、ますます高まっていると言えるでしょう。
不動産投資家向けサービス「セカンド・オピニオンサービス」の特徴
不動産投資家向けサービス「セカンド・オピニオンサービス」のサービスの特徴を紹介します。
・ウェブメディアとして中立/公正な立場でのアドバイス
・厳選不動産会社のトップセールスマンのご紹介
・ベテラン投資家目線での物件の見極め方伝授
・1回90分間で15,000円(消費税別)のサービスだが、当面は無料で提供
・1億件超の不動産データとAIによる分析機能が搭載された不動産業務システム「Gate.」を活用
このように、「欲しい側」から動いていくサービスですので、投資家側に立った、専門的かつ的確なアドバイスが可能となっています。
また、東洋経済新報社、全国賃貸住宅新聞、週刊住宅はじめ、様々なメディア掲載実績があります。
不動産投資家向けサービス「セカンド・オピニオンサービス」の詳細については下記のウェブサイトから確認することが可能です。
不動産投資家向けサービス「セカンド・オピニオンサービス」の口コミ
37歳 男性 【居住地域】千葉県
【最初の相談内容】投資用ワンルームマンション一括3戸購入の是非について
【セカンドオピニオンを利用した感想】
将来の資産形成や老後の年金対策を考えた際に不動産投資が有効な手法であると判断し、不動産投資に真剣に取り組むべく、様々なセミナーに参加したり、書籍を購入し知識を深めていました。
そんな中、某大手投資用不動産会社さんからワンルームマンション3戸一括購入の提案を受けました。
当時は不動産投資の勉強を始めて3ヶ月くらいの時期で少しずつ知識も増えており、最低額の頭金にも関わらず月々のキャッシュフローがプラスのワンルームマンションを持てることに満足し3戸の一括購入を決めました。
しかし、一旦購入の意思表示はしたものの、本当にこの判断は正しいのか、一括で3戸購入することのリスクを全て把握しているのかと、悩むようになりました。
相談できる知人・友人は誰もいません。
そんな時に出会ったのが、不動産投資の教科書さんのセカンドオピニオンサービスでした。
中立の第三者の立場から意見を述べてくれ、相場に比べてまだ価格が高いこと、一括購入だと修繕時期も同じになるので修繕のタイミングでの自己負担が大きくなるなど自分が知らなかった部分を教えていただきました。
結果的に一括3戸の購入はキャンセルしましたが、不動産会社との交渉の結果、1戸でも大幅な値引きを勝ち取ることができたので1戸で購入しました。
セカンドオピニオンを利用しなければ、3戸一括購入していたかと想像すると恐ろしくなります。
他にも、セカンドオピニオンサービスを利用したことにより良かった点、それは不動産投資の教科書さんと接点を持つ事ができた点です。
その豊富な情報量から、私の方向性に合う不動産会社さんを選定・紹介していただくことができました。
特徴的な物件を扱う不動産会社さんであり、担当営業の方も丁寧で質問に対してもきめ細かく対応いただけたことで不安な部分が払しょくでき、2戸の中古区分ワンルームを購入しました。
不動産投資の入り口で迷うことなく進み、不動産投資家への道を歩み始める事ができているのも不動産投資の教科書さんのお陰だと思っています。
38歳 男性【居住地域】東京都
【最初の相談内容】
区分マンションではなく、一棟もので不動産投資を始めたい
【セカンドオピニオンを利用した感想】
不動産投資関係の書籍を読み漁り、無料、有料の不動産投資関係のセミナーに多数参加し、不動産投資に取り組みたいと思った私は、街に店舗を構える不動産屋さんや都内の投資用不動産業者を回っていましたが、業者から提案を受ける物件は区分マンションばかりでした。
一棟アパートや一棟マンションでの不動産投資を希望していた私は、業者とは異なる第三者の立場からも意見をもらいたいと思い、セカンドオピニオンを利用しました。
セカンドオピニオンでは、私自身の状況や希望を踏まえた上で、最近の不動産業界や金融機関の融資情勢のもとで私が取り組める不動産投資についてアドバイスをいただいました。
また、私の希望に沿う提案ができそうな不動産業者を複数ご紹介いただき、それらの業者から複数の物件の提案を受けました。
提案のあった物件については自分で評価するとともに、セカンドオピニオンでの評価もしてもらいました。
私自身でも色々な不動産業者を回ることは継続していましたが、結果的に、セカンドオピニオンを通じてご紹介いただいた業者から最初の一棟ものの不動産物件を購入しました。
私はセカンドオピニオンから単に物件や業者の紹介を受けるのではなく、不動産業者についての意見を伺ったり、不動産投資について相談させてもらったりすることで、孤独になることなく、最初の不動産投資に取り組めました。
「セカンド・オピニオンサービス」について気になった方は、現在は無料で出来る問い合わせや個別相談をしてみることをおすすめします。
どんどん行動して、知識と経験値を高めることがとても重要です。
不動産投資家向けサービス「セカンド・オピニオンサービス」の詳細については下記のウェブサイトから確認することが可能です。
【実践編】不動産投資初心者が危険な目に陥らないために
副業が推奨されている昨今。
今後その副業推奨の流れが止まることはなく、むしろ加速する一方でしょう。
勤めている会社や組織に依存しすぎず、自分の足で立つ基盤作りが、誰にとっても望まれている世の中。
そんな中で有力な副業の選択肢の一つが「不動産投資」です。
サラリーマンが不動産投資で危険な目に陥らないために。
様々な情報を収集し、よく学ぶよう、自ら動き行動していくことが重要です。
ですので、様々な不動産会社と営業マンと会い、様々な投資手法や物件情報を収集して比較して検討を進め、最適な物件を選ぶように行動していってみてください。
ここからは、本格的に不動産投資に取り組もうと考える際に、参考となる情報を紹介していきます。
一度目を通してみるだけでも、視野が拡がり、大きな失敗の可能性が減る。
その価値があると、確信しています。
ではまずは、法人作りの話から。
法人設立を考えたら
本格的に不動産投資をするなら、法人設立は避けて通れません。
その法人設立を不動産投資より先にしようと考えるならば、
まずは、法人つくりの調査や手続きを知ることが必要です。
法人作りは時間と手間とお金がかかります。自分でやるのはとっても大変ですが、非常に勉強になるので、一度やってみるのもおすすめです。
法人設立して不動産投資に取り組むメリットや注意点はこちらの記事に詳しくまとめていますので、チェックしてみてください。
【不動産投資初心者のサラリーマンへ】法人設立し始めることのすすめ
【不動産投資・サラリーマン・副業】法人を設立し不動産投資を始めてみよう
【不動産投資・サラリーマン・副業】5棟10室基準:初めから法人での不動産投資を勧める理由
不動産投資の情報収集を始めてみましょう
それではさっそく、不動産投資の情報収集を始めてみましょう。
法人設立と並行してとなると大変ですが、個人で始めることになるにせよ、いずれにしても不動産投資については情報取集のアクションを開始しておきましょう。
どんなタイプの投資用物件を買うと、どういう税金や経費がかかり、収益がどのように残るのか。
いろんな投資用物件タイプについて具体的に理解できるようになると、それぞれの投資用物件の特質を比較検討できるようになり、不動産投資についてより詳しく理解できるようになります。
「不動産投資用物件タイプ」や「投資用不動産会社」についての具体的な詳細は、この以下の記事から見ていくことができます。
マンション不動産投資
不動産投資の代表選手がワンルームマンション投資です。ワンルームマンション投資には中古マンション投資、新築マンション投資があります。
中古、新築、それぞれにメリット・デメリットがあります。
その詳細は以下の記事をチェックしてみてください。
【中古区分マンション不動産投資】小資金で取り組める不動産投資の注意点
【新築区分マンション投資】初心者サラリーマン投資家にオススメしない理由
築古戸建投資
築古戸建投資を行う場合は、SUUMOやアットホームといった一般的な検索サイト、楽待や健美家といった不動産投資ポータルサイト、そして地域の不動産会社などとコンタクトをとり、丹念に物件を探す行動が必要です。
そうして掘り出し物を見つけることに努力を注ぎ、個別性の高い、様々なリスクの隠れている物件情報を見極める「目利き力」を磨き上げていきましょう。
築古戸建不動産投資に取り組むなら、こちらの
【築古戸建不動産投資】サラリーマンが失敗を避けるための3つのポイント
を参考にしてみてください。
新築戸建投資
新築戸建。
新築戸建投資物件を専門で取り扱っている会社はそんなに多くはありません。
安く建築できるハウスメーカーを探し、問い合わせしてみると良いでしょう。
また、
・新築戸建物件を仲介手数料無料で紹介
・更に売主からの仲介手数料を更に最大で半額キャッシュバック、その金額はなんと最大300万円
という仲介手数料ゼロの物件探し「ゼロ区」は、新築戸建賃貸投資を考えている方の情報収集に活用して欲しい会社です。
アパート投資、土地活用
アパート投資を取り扱う会社はたくさんあります。
まずは気になる会社の資料請求から情報収集を始めてみると良いでしょう。
一括不動産投資無料相談【Oh!Ya(オーヤ)】では、最大で12社の資料を一括で請求することができます。
詳細はこちらの記事から確認が可能です。
また、土地を持っている、土地の購入からアパート建設を考えたいのであれば、土地活用サービスを取り扱う会社への一括資料請求から始めてみるのがおすすめです。
また、こちらの記事では、サラリーマン投資家がアパート投資に取り組む際の注意点を紹介しています。
資金少なめ・利回り重視の不動産投資【中古アパート不動産投資】の注意点
【新築アパート投資】サラリーマン投資家が失敗を避けるために注意すべきこと
マンション、アパート、戸建以外の不動産投資
不動産投資にはワンルームマンション、アパート、戸建投資以外にも、金額は大きくなりますが、中古マンション一棟投資や、アメリカ不動産投資などがあります。
また逆に小さな金額では小口不動産投資があります。
その詳細は以下の記事を参考にしてみてください。